離婚の合意
離婚に合意したことを記載します。
場合によっては、離婚届を提出する日や誰が提出するかなどを記載することもあります。
慰謝料
慰謝料とは、相手の不貞行為やDVなどにより受けた精神的苦痛に対して支払われるお金のことです。話し合いにより、慰謝料の支払いについて取り決めをした場合はその内容も記載しておきます。
親権者
夫婦に未成年の子供がいた場合、どちらが親権を持つか監護権は別にするのかなどの取り決めもしなければなりません。
基本的には、親権を持った親が監護者も兼任することがほとんどですが、話し合いにより夫婦で役割を分ける場合はその旨も記載します。
養育費
基本的には毎月一定額を支払ってもらうことになりますが、一括で支払うケースもあります。
子供がいくつになるまで支払うのか、いつ振り込むのかなど、具体的な期日とともに支払う金額を記載します。
面会交流
親権が獲得できなかった場合でも、子供に会う権利は認められています。子供と会う機会を求められる権利が面会交流権です。
月に何回子供と会うのか、1回の面会は何時間までといったように細かい取り決めを行い、その内容を証書に記載します。
財産分与
婚姻期間中に夫婦で築いた貯金や不動産などの財産を分割することです。夫婦で半分ずつ分けるのが一般的ですが、貢献度などによって配分がかたよることも少なくありません。
合意した財産分与の内容について記載しておきます。
年金分割
年金分割とは、婚姻期間中に支払った年金の納付記録を夫婦で半分ずつに分けることです。離婚時に、年金が受け取れるものではありません。
公正証書に年金分割の合意を得たことを記載しておくと、後から年金分割
その他
住所変更通知の義務やその他の取り決めがあれば記載します